A Log House In Japan

2014/10/2 更新

ログハウスの種類

ログハウスには、大別してカナディアンタイプとポスト&ビームがあり、カナディアンタイプとは、丸太を横に積み上げて壁をつくる、もっともオーソドックスなログハウスのことです。全面が丸太で囲まれるために、極めて保湿性と保温性に優れています。日本では防火法の関係で市街地に建てることができないのですが、別荘やレストランの需要として、根強い人気があります。
賃貸などもログハウスみたいにできたら絶対に人気が出そうですのにもったい無いですね。
横積みの丸太が壁となり建物を支えるために、最強の耐震性を誇っています。新潟大震災でも、カナディアンタイプのログハウスは、なんと一軒も倒壊しなかったという記録があるそうです。そして、P&B(ポスト&ビーム)は、丸太の柱(ポスト)と梁(ビーム)によって基本的な構造をつくり出す新しいタイプのログハウスのこといいます。新しいタイプとはいっても、その軸組み構造は、まさに日本古来の伝統構法そのものとなっており、縦、横、斜めに組み合わされたむき出しの丸太は、力強さと柔らかさを表現し、漆喰や珪藻土などの自然素材をふんだんに使った壁は、丸太との絶妙なコントラストを演出しています。 P&Bは、防火法の制限を受けず、柱の配置次第でどんな形の家でもつくることができるため、個性ある住宅として最近、とても注目されています。

 

また、ログハウスは材質でも大別することが出来ます。1つは太い丸太がしっかり組み合わさっているダイナミックなログが挙げられます。ログハウスといえば一番イメージしやすいのが、このタイプでしょう。丸太を組み上げたダイナミックなつくりになっており、デザインもシンプル。まさに自然の風景にしっくり融け込む昔ながらのログハウスといえます。この丸太は取材したビッグフットの場合、平均33センチ以上で、ダグラスファーやスプルース、レッドシダーなど色々な種類がありますが、なかでもレッドシダーは、防腐・防虫効果が高く耐久性にすぐれているといわれます。次にマシンカットの材を使うログハウスが挙げられます。ビッグフットでは、厚さ140ミリの分厚い無垢材をD型にカットしたものと、厚さ113ミリの角型のものの2種類があり、D型は外側が曲面で内側がフラットにカットされているために、外観を見れば丸太を組み合わせたように見え、室内に入ると木目の美しい内壁となります。丸太では室内に家具を置く場合、どうしても壁にぴったりあわせることができませんが、このマシンカットなら室内を有効活用できるというわけです。無垢材なので、材の乾燥により表面にひび割れも出ますが、それも自然の風合いとして楽しむことができるでしょう。一方、角型はパイン材を年輪の中心で2つに割り、強制乾燥させた後、木の表皮側を背中合わせに圧着して成型した材を用いたラミネートログ材は、木肌の美しさを楽しみながら、ラミネートなのでねじれや狂いが少なく、表面のひび割れもあまりないため、ログハウス特有の材の収縮による調整などの手間が省け、居住性に優れています。

 

また最近では、素人でもログハウスを造ることが出来る、キットで作るログハウスがあり、大工や左官仕事など職人技術を要する軸組み構法ではなく、ログ材を横に積み上げていく丸太組み構法を使い素人でも理解しやすい建て方になっています。自分でログハウスを建ててみたいという消費者の要望を受けて、普及し始めたログハウスならではの供給方式が、このセルフビルドのためのキット販売なのです。素人には難しい基礎工事・屋根工事・電気工事・水道工事等は外注し、本体パーツの組み立てを自分で行うキットなのですが、庭先に建てる離れやワンルームの小屋程度なら、日曜大工の感覚でチャレンジできます。販売業者によっては建築アドバイザーをつけてくれたり、体験スクールを開催しているところもあり、セルフビルドを支援するためのメニューもいろいろ用意されているのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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