Materials Of The Log House

2014/10/2 更新

ログハウスの材質

ログハウスの美しさは、なんと言っても無垢の木がもたらす自然の風合いや造形美や、心を和ませてくれる癒し効果です。では、日本のログハウスにはどんな木が使われ、それぞれどのような特性を有しているのか?代表的な種類を紹介してみようと思います。
ちなみにですが、賃貸の種類ってしっていますか?
またの機会にお話したいと思います。

 

国産材

国産素材として代表的な物を挙げるとき杉は外せない材の1つです。スギ科スギ属。日本特産で、青森県以南の日本各地に分布する常緑針葉高木。比較的軽く軟らかいため、加工しやすく、乾燥も容易で製材後も狂いが少ないことや、縦(繊維方向)に加わる力に対して強いことなどから、建築材はもちろん家具や酒樽、箸といった生活用材としても多用されている馴染み深い材です。独特のいい香りが楽しめるのも特徴となります。次に檜が挙げれるかと思います。ヒノキ科ヒノキ属。日本を代表する高級建材であり、木目はまっすぐで狂いが少なく、優れた強度、加工性に加え、殺菌作用のあるヒノキチオールを含んでいるため、防虫効果や耐久性にも優れています。ただ、スギと比べて生育に時間がかかり、大径木が少ないので、丸太組みログハウスに用いるとなると、それなりのコストが掛かることを覚悟する必要があります。

 

輸入材

日本にあるほとんどのログハウスが輸入材を用いて建てられています。代表的なものは、ウエスタン・レッドシーダー(ヒノキ科ネズコ属)が挙げられるでしょう。独特の香りと赤みのある木肌が特徴です。この植物は成長が遅い分、目の詰まった良質な材を生産でき、収縮率が低いためログハウスが完成した後の狂いが少ないと評されるほか、耐朽性、耐水性に優れ、屋根材としても利用されています。次にイエロー・シーダー(ヒノキ科ヒノキ属)ですが、「米ヒバ」とも呼ばれ、アラスカ南部からカリフォルニア北部の太平洋岸に分布しています。耐朽性が非常に高く、雨や紫外線にさらされても腐朽しにくいのですが、普及量が少ないため、価格はやや高めとなっています。ダグラスファー(マツ科トガサワラ属)は、北米産のログ材の代表格。堅くて粘りのある木なので建築構造材として重宝されています。圧縮強度や曲げ強度が非常に高く、丸太組みに限らず、軸組み構法にも適する材です。マシンカットでも大きなサイズの木取りが可能なこと、流通量が多く価格が安定しているのも非常に魅力がありますね。ヘムロック(マツ科ツガ属)は、北米大陸の太平洋沿岸に分布しており、木肌が白っぽいため、室内の仕上がりは明るい雰囲気になります。日本に輸入されるのは加工されたログ材のみで、価格は比較的安価なのが魅力でしょう。軽く軟らかいため加工性に優れるものの、摩耗しやすいのが難点だそうです。スプルース(マツ科トウヒ属)はマツ科特有のヤニがほとんどないのが特徴で、製材すると緻密な木肌になり、仕上げ面には絹目の美しい光沢が現れます。軟らかい材で加工しやすく、乾燥もスピィーディー。樹皮が薄いこともあり、直径40cm超の大口径の材が比較的容易に入手できます。最後に、パイン(マツ科マツ属)ですがパイン材と呼ばれており、ログ材として日本で主に使われるのは北欧産のフィンランド・パインです。乾燥しやすく軟らかいため加工が容易で、マシンカットにうってつけの材となっているようです。